録音された音声は浮気の証拠になるの?証拠を取得する際に気を付けるポイント

目次

  1. 音声は浮気の証拠に使える
  2. 無断で録音すると違法になるケース
  3. ボイスレコーダーを仕掛ける場所
  4. ボイスレコーダーの選び方
  5. 録音する際に気を付けるポイント
  6. まとめ

弊社へのお問い合わせ内容で、ドライブレコーダーのなどで浮気している事を話す音声があったけど浮気の証拠として使えるか聞かれることがよくあります。

結論、音声データは証拠としては使えます。

ただし内容や取得場所によって証拠の効力が大きく変わってきますので、この記事では録音された音声データが浮気の証拠に使えるのかについて解説していきます。


録音した音声は浮気の証拠に使える可能性もある

浮気している事を話す音声だけでは弱い

性行為に類似した行為中の音声は単体でも証拠としてかなり有効な浮気の証拠になります。

ですが、実際行為中の音声を取得することはかなりハードルが高いので現実的ではありません。

ホテルや自宅への出入りの補助的証拠として滞在時間が短かったや映像がわかりにくいなどの場合に使うのが一般的です。



無断で録音しても違法にならないのか

結論、問題ありません。ですが違法になるケースもありますのでご紹介します。


●違法になるケース

・別居中の配偶者の家の中
・浮気相手の家や車の中


上記の場所は共有スペースではないのでプライバシー侵害にあたる可能性があり余す。

また録音した物を公開することも違法行為になるので、浮気された憤りで不利になってしまうので気を付けましょう。



ボイスレコーダーを仕掛ける場所

自室

椅子やソファーの下、ベッドの下、背の高い棚の上


車の中

座席の下、ドライブレコーダー、ダッシュボードの中、座席と座席の隙間


飲食店のテーブル下

尾行中など席を離れた隙などがあれば可能です。(バレやすいので、おすすめしません)




ボイスレコーダー(ICレコーダー)の選び方

録音時間の長いもの(10時間以上)

長時間の録音環境が想定されます。


バッテリーの容量が大きいもの

連続して録音する際はバッテリー消費が早いです。


出来る限り小型のもの

目立つ色や大きいサイズの者は見つかりやすいので注意が必要です。


マイク性能がいいもの

安いものなどは集音性が低かったり雑音で聞き取れなかったりします。


VOR(音がした時だけ録音開始する)機能がありもの

値段が少し高くなりますが便利な機能です。



録音する際に気を付けるポイント

とにかくバレないこと

探偵業界でも一番やってはいけないことが、バレる事です。
バレると調査を中断しなくてはならないケースもあります。


録音機材の質

できるだけ安く証拠を取りたいと思うのは当然ですが、粗悪品も多くあるのでよく調べる必要があります。


浮気をしている発言の前後も必要

脅迫されて言わされたや、編集された音声と言い逃れされる可能性があります。


取得した音声は文字起こしにする

裁判では音声データを裁判官が聞くというのはあまりなく、書き起こしで書面にする必要があります。


録音した音声でパートナー・浮気相手を脅す行為は絶対しない

折角集めた証拠が使えなくなるだけでなく、訴え返される可能性が高くなりますので、絶対にやめましょう。




まとめ

録音された浮気の証拠は、内容や取得場所によって証拠となり得る重要な証拠取得方法です。

たくさんの録音機材が簡単に手に入るので安易に使用しがちですが、バレてしまったと相談に来られる方のバレた原因として多いのも事実です。

バレてしまうと証拠集めが困難になったり長期化したりと良いことは一つもありませんので、ご自身で証拠集めが難しいと思われる方は一度弊社にお問い合わせください。

何かしらの進展は必ずあります。
まずはお気軽にお問合せください。


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